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ABOUT 「ビジョン共感」のその先へ。 Studio STAYは、同じ想いを抱き 共に創る仲間と出会うことができるメディアです。 ホテル共創採用メディア 「Studio STAY」 「STAYを創る裏側」を見てみよう 宿泊体験を創るホテルの現場には、生き生きと働き活躍するホテルパーソン達がいます。会社としての想いや仕事のやりがいなどを現場の方々から取材し、ウェブメディアを通してその会社の「ありのまま」を伝えます。 共創したいと思えるホテルと出会おう 給与や福利厚生だけではなく、会社や働く人、仕事内容にも共感した上での職場選びができます。自らのスキルを活かして、同じビジョンに向かって「共に創り上げたい」と思えるホテルが見つかります。 多様なキャリアを知り、自分らしい人生を描こう インタビュー記事やコラムでは、ホテルに携わる方たちのさまざまなキャリアや生き方、暮らし方を知ることができます。ホテル業界の人もそうでない人も、自分らしい人生をイメージするきっかけになります。 ホテル業に携わる皆さまへ 2022年、正社員を不足とする旅館・ホテルの割合は66.7%にも上りました。 ホテル・旅館業界は入職率、離職率ともに高く、人が入ってきては辞めていくという現状です。 *引用:帝国データバンク「人手不足に対する企業の動向調査(2022年4月)の調査 *引用:厚生労働省発表の「令和2年雇用動向調査結果の概況」 これらの問題を解決する方法の一つに、「長期にわたって働いてくれる、自社に合った人材を採用」することが挙げられます。 そうは言っても、自社への理解度、共感度の高い求職者と出会うのは難しいことだと私自身もホテル人材の採用を担うなかで痛感しました。 Studio STAYでは、単に給与や待遇で仕事を紹介することはしません。 丁寧な取材を通じ、会社の想いや、職場環境、現場のホテルパーソンたちの熱意もしっかりと伝えることで、自社とマッチする人材と出会える確率を高めます。 当メディアでの求人掲載を通じて「同じビジョンを胸に 共にホテルを創りたい」と決意してくれる、そんな「未来の仲間」と出会ってほしいと考えています。 このメディアが、ホテル業界の未来を明るくする一つのきっかけになれば幸いです。 Studio STAY編集長 伊藤千夏(ホテルみるぞー ) 求人掲載の申し込み
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会社名または組織・屋号名 お問い合わせ お名前 お名前(ふりがな) お問合せ内容 * 運営会社へのお問合せ(採用支援/ホテルコンサルティング/ブランディング) 求人掲載の申し込み/ご相談 Studio STAY へのラブレター ホテル名 ご連絡先メールアドレス 電話番号 お問合せ内容 個人情報保護法について同意します。 プライバシーポリシー 送信する お問合せありがとうございました。 担当者が確認のうえ、追ってご連絡させていただきます。
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記事のタイプでえらぶ #Interview 人で選ぶ / 人物像・どうなりたいか #チャレンジャー #バーホテリエ #プロジェクトマネージャー #仲居 #ホテルマン×〇〇 エリアで選ぶ / どこにいたいか #中部 #関東 #関西 #九州沖縄 生き方で選ぶ / どう過ごしたいか #ワークライフミックス #商店街 #地方暮らし #島暮らし #都会生活 #温泉地暮らし JOB 求人記事 一覧 SEKAI HOTEL Fuse / 大阪府 東大阪市 #プロジェクトマネージャー #Interview #関西 #地方暮らし, #商店街 旅先の日常に飛び込もう NEW! October 8, 2024 UP bar hotel 箱根香山 / 神奈川県 足柄下郡 #バーホテリエ #Interview #関東 #温泉地暮らし barに泊まる June 30,2023 UP RC HOTEL 京都八坂 / 京都府京都市 #ホテルマン×〇〇 #Interview #関西 #都会生活 京都八坂、鉄筋コンクリート造 陸屋根4階建て June 4,2023 UP 強羅花扇 円かの杜 / 神奈川県 足柄下郡箱根町 #仲居 #Interview #関東 #温泉地暮らし 密やかで美しい癒しの物語 May 18,2023 UP ホテル アンテルーム 那覇 / 沖縄県 那覇市 #ホテルマン×〇〇 #Interview #九州沖縄 #島暮らし 「常に変化するアート&カルチャーの今」を発信する April 9, 2023 UP カラリト五島列島 / 長崎県 福江島 #チャレンジャー #Interview #九州沖縄 #島暮らし 飾らない自分にかえる、晴れやかな時間 March 21, 2023 UP LINNAS Kanazawa / 石川県 金沢市 #チャレンジャー #Interview #中部 #ワークライフミックス, #地方暮らし とけあう、ひろがる、ゆたかになる March 21, 2023 UP
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記事一覧にもどる まちごとホテルに泊まって、旅先の日常に溶け込む 近鉄布施駅の駅前に、約1.8kmにわたって続くアーケード。地域に愛され、商売に溢れるこの布施商店街のなかに 「SEKAI HOTEL Fuse」 はあるらしい。 アーケードに響く、関西弁のおばちゃんたちの笑い声を聞きながら歩いていると「婦人服 キヨシマ」という看板を掲げた建物があった。よく見ると、ガラスの扉には「SEKAI HOTEL Fuse」のロゴがプリントされている。ここがホテルのフロントだった。 SEKAI HOTEL Fuseは、街全体を一つのホテルに見立てている、いわば 「まちごとホテル」 だ。フロントや客室などのホテル機能が、街の中に分散している。ホテルの大浴場の代わりに銭湯に入り、ホテルのビュッフェの代わりに地元の喫茶店でモーニングを食べる。布施の日常に溶け込むような宿泊体験ができ、 大阪下町の”粋なふれあい” を感じることができるのだ。 例えば、チェックインの時にフロントスタッフから街の地図を渡される。これは単なる地図ではなく 「SEKAI PASS」 といって、パートナーショップに提示すると特別なおまけや特典などを受けられる。とある居酒屋では、宿泊ゲストがPASSの提示に加えて「大将、いつもの!」と言うと、その日のおすすめの一品を注文できるのだ。 初めての街でも常連気分を味わえる 、面白い仕掛け。「SEKAI PASS」が、布施商店街の扉を開けてくれる! 今回、お話を伺ったのは、 SEKAI HOTEL株式会社プロジェクトマネージャーの北川茉莉さん。 「 正社員のプロジェクトマネージャー として働いてくれる人を探しています。私たちはゆくゆく全国に20拠点展開していくことを目指しているので、まずはフロントの現場を体験し、その経験を他の地域に展開していくためのノウハウとして蓄積できる人。そして、それにワクワクできる人がいたら、と思います。」 SEKAI HOTEL Fuseが目指す世界と、ここで働く魅力について、北川さんは柔らかな笑顔で語ってくれた。 (チェックイン時にゲストに引いてもらう「布施みくじ」と北川さん) 「あたかもよし」な恰好良さ。未来の世代のためのまちづくり。 「私たちはホテル運営において 、"恰好いい(かっこいい)"を大切にしています 。"あたかもよし"と書いて"かっこいい"。飾りつけたかっこよさではなく、(状態が)ちょうどいいさまを目指しましょうと。事業の進め方やサービスの提供に対して、 適切で本質的であるという姿勢 を意味しています。お客様からいただく金額についても同様です。また、街という単位に対して、適切なあり方で人を呼びたいと考えています。」 過剰な発展を求めるのではなく、街に寄り添ったホテルの在り方を意識している。そして「布施のことだけというより、日本の地域やその魅力をどう残していくかを考えている」そうだ。宿泊の場を通して、 未来の世代に向けての地域づくり を進めているのも、SEKAI HOTEL Fuseらしい取り組みだ。 「うちの社長は、まだ生まれていない子供たちのために、より良い事業を作りたいと常々言っています。未来の街で生きる子供たちのことを想像しながら街を作っていく必要があると考えており、その思いから地域の子供向けイベントなども行っています。 その一環として 『ソーシャルグッド200』 という取り組みがあります。宿泊料金の一部(200円)が、自動的に地域の未来のために積み立てられる仕組みです。宿泊ゲストは、チェックアウト時にどの活動にその寄付を充ててほしいかを選ぶことができます。選択肢としては、新しい客室の建設や、子どもたちのための活動などがありますね。」 今を最適解にするためのホテル運営ではなく、少し先の未来を想像しながら今を生きる。そこに「一役買いたい」「一緒に取り組みたい」という人の輪が広がって、SEKAI HOTEL Fuseには素晴らしいスタッフが集まっているのだ。 経歴も個性も豊かなメンバーと、より良い社会を目指して ホテルで働くスタッフについて、SEKAI HOTEL Fuseでは 「ホラクラシー(※1)な組織」 を目指しているそうだ。具体的にはどんなマインドセットが必要だろうか。 「スタッフには専門性を持ち、自信を持って仕事をする一方で、チームメンバーをリスペクトする姿勢が必要です。組織は縦割りや分業ではなく、 各自の強みを活かし、フラットな関係で協力し合っています。 議論は対等ですが、その目的は常にゲストの体験の向上や、より良い社会づくりを意識しているべきだと思います。」 現在、SEKAI HOTEL Fuseには、インタビューさせてもらった北川さんを含め3名の社員がいる。北川さんに、それぞれのメンバーについて他己紹介してもらった。 「小林さんは、ホテル経験者が会社にいない中で、拠点の立ち上げや支配人を経験し、今は宿泊の事業責任者をしています。主にバックヤードの業務として、具体的には労務や法務、宿泊料金の管理などをしています。不器用なところもあるけど(笑)、真面目で任された仕事を着実にこなしてくれる、とっても頼りになる存在です。SEKAI HOTELを0(ゼロ)からずっと見てきた人。 (左:北川さん 右:小林さん) もう一人は新入社員の岡本さん。彼女は大学時代、リトアニアに1年間留学していた、ユニークな経歴の持ち主です。奈良県の生駒市出身で、地域と関わりながら働くことに興味があり、最初はインターンとしてSEKAI HOTELにきてくれました。就職するつもりはなかったそうですが、布施の街で過ごすうちに縁を感じ、ここで社会人としてスタートを切りました。岡本さんにとって大切なのは、特定の場所への愛着よりも、その街で暮らし、関係を築いていくことの方が魅力的なんだそうです。」 会社のメンバーについて語る北川さんは、まさにホテリエのお手本のような、優しい笑顔でほほえむ。でも、北川さん自身は「サービス業は得意ではあるが、それが『やりたいこと』や『好きなこと』ではなかったと思う」と言うので意外だった。 実は、北川さんは国立大学に在学中、学生団体の活動などに熱心に取り組み、色々な肩書きをもらいながら、「いい子」で、生きてきた。そんな自分に疲れた彼女がたどり着いたのが、この布施という街である。そこで、地元の人たちは肩書きではなく「神戸から来たまりちゃん」として、彼女自身を温かく迎えてくれた。「まりちゃんは何が好きなの?」「お茶でも飲んでき〜。」そんな何気ない、布施の人たちとの交流は、北川さんにとって特別なものだった。時には、お好み焼き屋のおばあちゃんに「あんたは孫みたいな子やから、お金なんて取れんわぁ!」と言われ、押し問答したこともあったそうだ。この環境に身を置けたことが嬉しく、北川さんは恩返しの気持ちを持ちながら、今日も布施で働いている。 (※1ホラクラシー: 社内に役職や階級などがないフラットな組織形態のこと) 「この街だからこそ」できることと、寄り添いながらホテルを運営していく 現在、SEKAI HOTEL Fuseではカスタマージャーニーを分析し、ゲストの動きを把握するためのデータが蓄積されてきている。さらに、商店街の店舗とも連携し、ゲストが街でどのように動いているのかを可視化する取り組みも進行中である。 これによって、事業が地域経済の活性化につながっていることを証明し、さらに再現性のあるモデルとして確立できれば、 地方自治体や大企業が対応できない地域でも「この街だからこそ成り立つ」 独自の形で事業を展開できる可能性が見えてくるだろう。 いい意味で「この街だからこそ成り立つ」のは、ゲストの宿泊体験に関してだけではない。SEKAI HOTEL Fuseでは、なんとスタッフが 週2日、連休でお休みを取れる 。これも、この街ならではの運営スタイルだ。 「SEKAI HOTEL Fuseは、ホテルとしてはちょっと変わっていて、水曜と木曜がお休みなんです。地方の観光業って、普通365日休まず営業するものだと思われるんですけど、あえて週休2日にして、スタッフがまとめて休みが取れるようにしています。営業日を増やせば宿泊予約は入るかもしれませんが、それには正社員をもう1人雇う必要があって、その人件費がかかりますよね。で、それが本当に最適な解決策なのかと考えた結果、水曜と木曜は休館にしたんです。 まだ実験段階なんですが、今後客室も増やしますし、今の稼働率が続けばさらにお客さんが集まって、売り上げも伸びるんじゃないかなと期待してます。 一方で、これから他の地域に拠点を展開していくことになった時、布施では起こらなかったような問題が他の地域では出てくるかもしれません。でも、それも地域ごとにトライアンドエラーを繰り返して、最適なやり方を見つけていけるんじゃないかな。それがすごく楽しみです。地域ごとに商店街の営業日や事情も違うので、その街に合わせた営業スタイルを考えて、柔軟に対応していこうと思ってます。」 SEKAI HOTEL Fuseは、地域に溶け込みつつも、独自のアプローチで持続可能な事業モデルを模索している。スタッフが週休2日制を取れるというユニークな運営体制も、効率だけでなく、働きやすさや地域に適したやり方を追求する結果である。 北川さんは、そんな会社としてのチャレンジを「めちゃめちゃ面白いフェーズ」に入っていくところだと言い、イキイキと声を弾ませて話した。 No Borderなセカイへ 最後に、SEKAI HOTELが目指していることについて語っていただいた、 「私たちのビジョンは 『No Borderなセカイ』 です。事業を始めるとき、SEKAI HOTEL代表の矢野はこの絵を持って、ビジョンを掲げて、出資を募りました。」 「お祭りの夜の絵です。絵の中には、SEKAI HOTELスタッフや地元の方、観光客もいれば車椅子の方もいる。右上に描かれている建物の中には、子供たちと寺子屋のような学びの場も見えます。 お祭りの夜って、自分もみんなも浮き足立ってワクワクしていますよね。そういう時って、自分からいろんな人に、優しくなれる空間です。 SEKAI HOTELという事業として、そんな お祭りの夜のように、お互いに優しくできる環境 を実現していきたいです。そして、布施に限らずどの街でもそんな素敵な瞬間を作れると信じています。世界に『No Border』だなって感じる瞬間を、増やしていけたらと思います。」 街に寄り添い、宿泊事業を通じて社会全体をよりよくしていく。地域とともに未来を築く姿勢が、SEKAI HOTELの大きな魅力と言えるだろう。ここで働く日々が、誰もが分け隔てなく交われる世界に繋がっている。 申し込みフォームをみる 申し込みフォームをみる 給与(想定年収、賞与有無) 職務内容 仕事内容 雇用形態 勤務時間 募集職 勤務地 SEKAI HOTEL Fuse (大阪府東大阪市足代1-19-1) 総支給額240,000円 ①基本給190,000円 ②固定残業手当 40,000円 固定深夜手当10,000円 9:00- 22:00のうち、シフト制で9時間(うち1時間休憩あり) 【1日のスケジュール例】 8:50 出勤 9:00 チェックアウト対応 10:30 清掃チームへの指示だし、当日チェックインゲストお部屋確定等作業 11:00 朝礼にて当日の現場の動き方の確認 12:00 1時間のランチ休憩 13:00 カフェ営業開始、毎日来られる常連のおっちゃんとおしゃべり 13:30 清掃状況の確認、最終お部屋セット 15:00 チェックイン対応 16:00 フロントスタッフに現場対応を任せ、自身のタスク処理 例)次回のプラン企画の企画書を詰める、ご協力店舗との打ち合わせを実施など 18:00 退勤 【未経験者の皆様】 まずは現場の清掃業務や接客業務からスタートします。 個人の得意ややりたいに合わせて、専門領域に関する仕事を面談にて相談しながら適宜役割が付与されます。実力に合わせてお仕事も任せていきます。 【経験者の皆様】 経験者の方でも、まずは現場業務をこなしていただきます。 その上で過去の実績に基づいて役割を付与していきます。 ▶︎現在のスタッフの役割分担事例 ①労務/人事/Webマーケ ②広報・PR/SNS運用/プラン企画 ③海外マーケ/近隣店舗との関係性構築/現場アルバイトの育成 【その他】 ホテル勤務経験のないスタッフがほとんどです。業界の当たり前を知らないために、新しい施設の展開や運用形態となっています。それらを面白がって、共に会社の体制を作っていきたいと感じられる方には、魅力的な環境であると考えます。 また、今後は多拠点展開を目指しています。属人的なサービスを本人が提供するだけでなく、汎用性の高い再現可能な仕組みづくりに取り組んでいただける方を募集します。 正社員 プロジェクトマネージャー 年間休日108日 完全週休2日(水木) 特別休暇(4半期に1度4~5日間)、年次有給休暇、慶弔休暇 休日休暇 社会保険(健康保険・厚生年金・雇用保険・労災) 交通費支給 (当社規定による) 福利厚生 LGBTウェルカム (実際にセクシュアルマイノリティ当事者が働いています) 外国人スタッフの雇用実績有 その他PRポイント 社員寮・住宅手当の有無 社員寮|なし 住宅手当|なし 応募要項 待遇・労働環境 なし 応募資格 求める人材 経験の有無は問いません。 記事を読んでいただき、弊社の取り組みに共感や関心を持たれた方とはぜひ意見交換も含めてカジュアルにお話しができればと考えています。 募集期間 採用予定人数 1~3名 会社説明会(オンライン) ⇨書類選考 ⇨面談 ⇨現場見学 (⇨ご希望であれば、インターン) ⇨面接 選考プロセス 社風 ★恰も良し 未来につながるカッコいいをつくるをミッションに掲げ、活動をしています。 飾り付けられた「格好良さ」ではなく、まことに具合がいい様を表す「恰(も)好(し)」を目指しています。 自分やゲスト、まちに対してもどんな在り方が適切であるのか自問自答しながらも模索し続けています。 ★「フレンドシップ」でつながるコミュニティづくり 持続可能な地域観光を目指すにあたり、SEKAI HOTEL スタッフ・観光客・地域住民が"対等"で"友好"的な関係性を築くために「ホスピタリティ」ではなく「フレンドシップ」をもって双方への対応を行なっています。 ★ホラクラシー組織 分業型の階層組織ではありません。スタッフ間でもお互いにリスペクトを持ちながら、対等な関係を築いています。 ホラクラシー組織とは、その時々の状態に合わせて適切な役割分担を行うことができる柔軟な組織体系となっています。 ★コンテンツの種は常に現場から SEKAI HOTELが届けるべき、魅力的な日常はまちに眠っています。現場でそれらを触れるスタッフが最も価値に近い存在として、旬な情報をキャッチアップし適切に編集。そして魅力的に届けることが必要であると考えています。社員も常に現場に出向き、まちを歩き、ゲストの体験に触れることを重要視しています。 20名 従業員数 ホテル名 SEKAI HOTEL Fuse 3名 社員数 会社・施設概要 会社名 SEKAI HOTEL株式会社 ホテル公式ウェブサイト https://www.sekaihotel.jp/area/fuse/ Instagram:@sekaihotel ホテル公式SNSアカウント 旅先の日常に飛び込もう SEKAI HOTEL Fuse October 8, 2024 UP
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会社名または組織・屋号名 求人掲載のご相談 お名前 お名前(ふりがな) お問合せ内容 * 求人掲載の申し込み/ご相談 運営会社へのお問合せ(採用支援/ホテルコンサルティング/ブランディング) Studio STAY へのラブレター ホテル名 ご連絡先メールアドレス 電話番号 お問合せ内容 個人情報保護法について同意します。 プライバシーポリシー 送信する お問合せありがとうございました。 担当者が確認のうえ、追ってご連絡させていただきます。 ホテル・旅館業界は今、入職率・離職率ともに高く、人が入ってきては辞めていくという現状です。これらの問題を解決する方法の一つに、「長期にわたって働いてくれる、自社に合った人材を採用」することが挙げられます。しかし、自社への理解度、共感度の高い求職者と出会うことは難しいのが現実です。 Studio STAYでは単に給与や待遇で仕事を紹介するのではなく、丁寧な取材を通じ、会社の想いや職場環境、現場のホテルパーソンたちの熱意もしっかりと伝えることで、自社とマッチする人材と出会える確率を高めます。 当メディアでの求人掲載を通じて、採用におけるミスマッチを防ぎ、「同じビジョンを胸に 共にホテルを創りたい」と決意してくれる「未来の仲間」と出会うことができます。 掲載費用基本料金240,000円(税別)にて、取材・執筆・60日間の募集掲載が可能です。個人事業者としてホテルを運営する方向けの料金プランもございます。小さい規模の施設も、想いを持って働いてくれる求職者と出会ってほしいためです。 取材にかかる交通費等は別途発生いたします。成約した場合の成約報酬などはかかりません。詳細は以下よりお問い合わせください。 ご利用の流れ お問い合わせ後、まずは資料をご案内いたします。引き続き掲載をご検討いただける場合は、お打ち合わせへと進みます。正式にお申し込みをいただいた後、日程調整のうえ取材にうかがいます。取材後は記事作成に2〜3週間いただき、ご確認のうえ掲載となります。 下記からご相談・資料請求等、お気軽にお問い合わせください。土日祝日をのぞく3営業日以内に担当者からご連絡差し上げます。 ※携帯メールでのお問い合わせの場合、こちらからご返信してもメールが届かないことがあります。パソコンのメールアドレスをご入力ください。パソコンのメールアドレスの場合も、確実にお返事が届きますよう、あらかじめ受信設定をご確認ください。 ※3営業日以上経過しても担当者からの返信がない場合、お問い合わせが正常に送信できていない、または返信メールが届いていない可能性がございます。お手数ですが環境を変えて改めて送信していただくか<office@linnas-design.com >までお知らせください。 Studio STAY では、 「共創するメンバーを求めるホテル」 を紹介しております。
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旅先の日常に飛び込もう October 8, 2024 UP SEKAI HOTEL Fuse / 大阪府 東大阪市 NEW! 「ビジョン共感」のその先へ。 Studio STAYは、同じ想いを抱き、 共に創る仲間と出会うことができるメディアです。 Job 求人記事一覧 SEKAI HOTEL Fuse / 大阪府 東大阪市 #プロジェクトマネージャー #Interview #関西 #地方暮らし, #商店街 旅先の日常に飛び込もう NEW! October 8, 2024 UP LINNAS Kanazawa / 石川県 金沢市 #チャレンジャー #Interview #中部 #ワークライフミックス, #地方暮らし とけあう、ひろがる、ゆたかになる March 21, 2023 UP 人で選ぶ / 人物像・どうなりたいか #チャレンジャー #プロジェクトマネージャー エリアで選ぶ / どこにいたいか #中部 #関西 生き方で選ぶ / どう過ごしたいか #ワークライフミックス #商店街 #地方暮らし 記事のタイプでえらぶ #Interview Column コラム・イベント 2022.03.22 【STAYを創るゲストの話 vol.3】 コジャ| ホテルで働くアーキテクト 2022.03.22 【STAYを創るゲストの話 vol.2】 Hayato Kagami(Hotel Museum) 2022.03.22 【STAYを創るゲストの話 vol.1】 まろ(おひとりさま。) 2022.03.22 「この街と私のあいことば。」 カラリト五島列島 原野さん
- とけあう、ひろがる、ゆたかになる
記事一覧にもどる 石川県金沢市。近江町市場から「いらっしゃーい!」と、活気ある掛け声が聞こえてくる。「金沢市民の台所」と言われるこの市場は、今となっては観光スポットでもあるけれど、地元の人や金沢の料理人たちも日常的に足を運ぶ。金沢の暮らしには欠かせない場所だ。 そこから3分ほど歩いたところに 「LINNAS Kanazawa」 はあった。 LINNAS Kanazawaの建物は、元々は美容の専門学校だった。リノベーションを経てホテルとして運営している。外観は、確かにどことなく学校の面影がある。 一歩館内に入ってみると、天井から吊るされたたくさんの提灯が目に飛び込んできた。この温もりある灯りが、日々ゲストを迎え入れているのだ。 今回募集するのは、LINNAS Kanazawaの正社員クルーとなる、フロントマネージャーのポジション。クリエイティブに自分のキャリアを描き、行動したい人。そしてホテルを起点に街の魅力を伝えることに興味がある人には、きっとぴったりな仕事だろう。 コロナ禍はチャンス まずはLINNAS Design代表の松下さんにお話を伺った。 東京生まれの松下さん。以前働いていたホテルベンチャーの会社が金沢へ店舗出店したことをきっかけに、2017年ごろから出張で足を運ぶようになった。 地元のコミュニティにしっかり関わり向き合いながら、場を育てていたという。しかし、それは突如中断となった。 コロナ禍によって、前会社の金沢店舗の撤退 が決まったのだ。 「そのまま終わらせることもできたけれど、僕自身はこの街にすごく 愛着 がありました。事業の面でも、 観光地としてのポテンシャル が非常に高いと考えていたので、『まだやれる』と思っていましたね。そこで不動産オーナーさんと交渉し、撤退したホテルの次の運営者として、LINNAS Kanazawaを始めることに決めました。」 コロナ禍で起業。しかも当時、甚大なダメージを受けていた観光業での起業とあって、周りからは当然心配の声も上がったらしい。しかし松下さんはそこに可能性を見出した。 「 コロナ禍はむしろ、新しいことに取り組むチャンス 。自分の中では好機を見つけられているけれど、他の人たちはまだ気づいていない。その差にもポテンシャルがあると感じました。」 窮地に立たされたところからがスタート 「逆境をチャンス」 と捉えられる、松下さんの強いメンタリティの根底には、自身がバックパッカーとして世界中を旅した経験があるそうだ。 「世界64カ国を訪れたなかでは、窮地に立たされることもありました。あらゆる交通手段が絶たれて、どうしたら次の場所に進めるのか。ネットにも情報がない。そうなったところからが勝負!そこからが、旅のスタートなんです。」 「一般的には行くのが難しいと言われている場所でも、いろんな人に話を聞いて、助けてもらって次に駒を進めていく、みたいなことは何度も経験してきました。この 『旅人マインド』 が根底にあるんじゃないかなと思っています。」 旅人ならではの、粘り強く実行するマインドセットが、LINNAS Kanazawaを着実に前進させてきた。 チャレンジし続けた2年間 2021年4月に開業したLINNAS Kanazawa。この2年間を、松下さんに振り返ってもらった。 「この場所があったからこそ、色んなことにチャレンジできました。例えば、LINNAS主催で行ってきたイベント。イベントを打つこと自体を目的にせず、(イベントをすることで)社会にどんな価値を生み出すことができるかにこだわって企画してきました。コロナ禍だからこそ、新しい取り組みや価値観を打ち出すことで注目してもらえたし、我々の取り組みに賛同してくれる方達にもたくさん出会えました。」 例えばこんなイベントが行われてきた。北欧発祥のSDGsスポーツである「Plogging」。 ゴミ拾いをしながらジョギングする アクティビティである。LINNAS Kanazawaでは、宿泊ゲストや地元の参加者を交えて、みんなで朝の金沢の街を走る。 観光客が増えると、観光客は街の人にとって「街を消費していく存在」と捉えられてしまうこともある。しかしこの取り組みを、LINNAS Kanazawaがイベントとして行うことで、観光客とも地域とも良好な関係を築くことができる。 オーバーツーリズム問題に一石を投じる 催しだ。 Hyggeなライフスタイルを体験できる場所 松下さんは、LINNAS Kanazawaを 「宿泊施設ではなく、街のなかの小さな複合施設」 と表現する。単なる宿泊機能に留まらず、先程紹介したようなイベントの開催や、シャアキッチンでの料理、フィンランド式のプライベートサウナ、ラウンジスペースで仕事もできたりと、様々な過ごし方ができる場所なのだ。 「 私たちが考えるこれからのライフスタイル『衣食住働遊』 を、この場所を通じて様々な形で提案しています。そんな滞在の軸となる コンセプトは”Hygge(ヒュッゲ)” 。デンマーク語で『居心地のいい時間、ほっとする空間』というような意味の言葉です。」 松下さんは北欧のエストニアという国に住んでいたことがある。当時の暮らしと金沢の暮らしの共通点が”Hygge”だったようだが、日本でインテリアの文脈などで一般的にイメージされる「北欧風」とは違うようだ。 あえてHyggeをコンセプトとして設定している理由を聞いてみた。 「LINNASが北欧らしい内装であるとかではありません。例えば、シェアキッチンでゲスト同士で食材の交換をしたり、お酒のシェアをしたり。仕事の合間に街を歩くと、川や緑などの自然を身近に感じられたり。そんな時にゲストは『Hyggeを感じました』と教えてくれます。」 「日常にある豊かさって、当たり前であればあるほど感じられにくいものです。でも、Hyggeがコンセプトであることで、滞在の中でゲストが Hygge(=暮らしの中の豊かさ)を見つけやすくなります 。」 例えばワインやコーヒーのテイスティングノートのように、〇〇のようなフレーバーだと言われることで、飲んだ時によりその味を感じられることがある。コンセプトの Hyggeは、言わば金沢滞在のテイスティングノート 。ゲスト自身で感じ取りながら、旅を楽しんでもらえたらという思いの元、設定された。 ホテルが提供したい価値の解釈に、余白を持たせるコンセプトの在り方だ。 『面白い街』に、LINNASが旗を立てていく 松下さんに、LINNASの今後の展望についても聞いてみると「『 LINNASがあるってことは、その街はきっと面白い』 と思ってもらえるホテルブランドにしていきたい!」という答えが返ってきた。 「僕たちにとっての『面白い街』とは、 深掘りしがいがある街 。工芸や食、アートなど、切り口は色々あるのですが、何よりも その地域に住む人たち自身が街に誇りを持っている と、面白みを感じます。」 「例えば金沢はすごく職人気質な街という印象で、食も工芸も素晴らしいものが多く、街の人もみんな目が肥えている。でもその深い魅力は、街の外に出きっていないと思います。そこに深掘りしがいがあります。LINNASはただ泊まれる場所というより、 街の魅力を伝えることができるリアルなメディア。街のディープな魅力へ通じる扉の鍵を、ゲストに渡す役割 を担っていると思います。」 いつか世界中の『面白い街』に、LINNASが旗を立てていく。それを見た世界中の旅人が、その街の扉を開けにやってくるだろう。 街の扉を、開ける役割 LINNAS Kanazawaで活躍する、アルバイトクルーにもお話を伺った。ホテル業未経験でジョインした水(みず)さん。自身も旅行の際には、ライフスタイルホテルやコンセプトの面白いゲストハウスを選ぶことが多いそう。 アルバイトを探していた時、LINNAS Kanazawaではシェアキッチンやイベントなどを通じて、誰かと旅を共有できる空間が提供されていることに興味が湧いた。水さんは、積極的にゲストとのコミュニケーションを取るそうだ。 「LINNAS Kanazawaで働くうえで大切にしていることは、とにかく声をかけること。チェックインの時だけでなく、外出される場面などでも、一言でも言葉を交わすようにしています。 それから、おすすめのお店や場所をお伝えするときは、ただ店舗名を教えてあげるだけでなくて、 このお店のこのメニューが美味しい!ここからの景色がいい! など、丁寧に詳細に伝えます。」 まさに先程の松下さんが言っていた、 街の扉を開ける 役割だ。時には海外から来たゲストの代わりに、レストランの予約電話をしたり、タトゥーがあっても入れる銭湯を探したりもしたそうだ。 「そのゲストの金沢滞在が、より良くなるためのお手伝いという感覚です。それは私にとってのやりがいですし、タスクというより楽しんでやっています。」 1Day 1Creation LINNAS Kanazawaの現場では、水さんのようなクルーの働きで、常に良い変化が起きている。 「ホテルのフロント業務を経験した人にとっては、 『こんなこともするんだ!』 と感じることもあるかもしれません。フロントでチェックインの手続きをするだけじゃなく、例えばシェアスペースの掃除やイベントの企画まで行います。 それに、私たちのバリューには『 1Day 1Creation』 という言葉があります。日々のルーティン業務の中でも、新しい価値を生み出すアクションを起こすということです。だから、 新しいことに挑戦するのが好きな人 や、この『普通のホテルと違うこと』を楽しめる人は、LINNAS Kanazawaに向いていると思います。」 HUB!な人と働きたい この記事の執筆者の私も、実はLINNAS Kanazawaで働く一員だ。私はフロント業務をしながら、SNS運用、イベントの企画運営、そしてこの「ホテル共創採用メディア」の編集長も担っており、夜に時間があれば金沢のバーで複業したりインフルエンサーとしてTV出演したりしたので、『普通のホテルと違う』のを体現していると思う(笑)。 最後に私から、LINNAS Designの社員として大切にしている精神と、この会社の一番好きな価値観を伝えたい。 まず、大切にしている精神は 「Be HUB!」 。地域やゲストとの繋ぎ役になろう、という意味だが、HUBはそれぞれ 「Humble」「Unique」「Brave」 の頭文字を取っている。 人にも自分に対しても、常に謙虚な気持ちで(Humble)、 自分らしさやLINNASらしさ、その地域らしさを大切に(Unique)、 そして勇敢にチャレンジする起業家精神(Brave)を持つこと。 特にBraveは重要だ。挑戦して、時には失敗もして、トライアンドエラーを積み重ねていく。そして成功した時こそ謙虚さを忘れずに、どうしたらさらに良くできるかを考える。 これらの精神が共通している人、こんな経験を経てきた方達と、一緒にLINNASを創りたい。 そして私が個人的に、一番好きな価値観は 「家族的情味」 。私は一社員だが、自身が給料で繋がっている雇われの従業員だと思ったことは一度もない。アルバイトクルーとも、私たちは兄弟姉妹のような感覚で応援し合い、支えてもらっている。家族のような人情味があるチームだ。 小さな組織だからこそ、王道のキャリアは決まっていない。それを不安に感じる人もいるかもしれない。代表の松下さんからはよく「キャリアは作るものです!」と言われるけれど、自分だけで頑張ってキャリア切り拓いてね、という意味ではないので安心してほしい。 それぞれが目指したい世界や、挑戦したい夢に向かって、 対話を重ねながら一緒にキャリアを作っていく のが私たち。現に私は「ホテルマンを憧れのお仕事にしたい!」という夢を松下さんに語って入社し、今こうして採用メディアという切り口で、夢の実現に一歩近づくことができた。 クルーの成長は、LINNAS Designの成長に繋がる。 LINNAS Kanazawaでの仕事を通じて、ゲストにとって、街にとって、そして私たちにとってより良い未来を、共に創っていきませんか。 文・ホテルみるぞー 写真・吉崎 努 申し込みフォームをみる 申し込みフォームをみる 給与(想定年収、賞与有無) 職務内容 仕事内容 雇用形態 勤務時間 募集職 勤務地 勤務地:石川県金沢市尾張町1−2−8LINNAS Kanazawa その後新規施設開業のタイミングで他地域への転勤がございます。 ①フロントマネージャー総支給額 月額280,000+各種手当 ②フロントスタッフ 月額240,000+各種手当 1、 基本給 211,300円(2の手当を除く額) 2、 時間外手当(時間外労働の有無に関わらず、45時間分の時間外手当として68,700円を支給) 3、 45時間を超える時間外労働分についての割増賃金は追加で支給 ※試用期間中も条件変動なし 【賞与】年1回 ※業績に基づく 【予想年収例】マネージャー360万円~/年(※フロントクルー288万円~/年) 【各種手当】福利厚生欄をご覧ください 毎月のシフト制(土日数に応じた休日数)/ 週5日+45時間のみなし残業込み 時間外労働あり:月平均30時間 勤務内容例: 8:50 出勤 9:00 チェックアウト対応 10:30 清掃チームとコミュニケーション、メール返信やレビュー確認 12:00 1時間のランチ休憩。近所の定食屋さんへ(670円のローカル定食が美味しい) 13:00 ミーティング 14:30 インスペクションのダブルチェック 15:00 チェックイン対応 16:00 フロントクルーにフロント周りを任せ、企画のための作業(美味しいコーヒーをお供に) 18:30 仕事終了。近所のスーパーに寄ってから徒歩で帰宅。 ① まずは弊社のカルチャーや運営スタイルを幅広く理解していただくため、LINNAS Kanazawaのフロント業務を中心に運営全般に携わっていただきます。また、運営の現場に入るだけでなく、客室売上の最大化、各OTAサイトとのコミュニケーション、マーケティング施策の立案、シフト作成等、地域でのプロジェクトの企画提案などを行なっていただきます。また、今後の新規施設の開業の際には立ち上げチームに加わっていただき、新メンバーのトレーニングやサービス設計等幅広く担っていただきます。 ② 接客、清掃チームとのコミュニケーション、地域のコミュニティメンバーとのコミュニケーション、イベント運営・企画などLINNASのホテル運営にまつわる業務をお願いします。 アルバイトスタッフやインターン生が新しく入社する際はトレーニングもお願いしていきます。 正社員 ①フロントマネージャー ②フロントスタッフ 毎月のシフト制(土日数に応じた休日数)、年間休日数105日 休日休暇 「街ディグ制度」毎月上限10,000円(税込)、補助率50%で対象地域での飲食代をサポートします(オペレーションスタッフ対象)。 「風の人制度」少なくとも年に1度、有給休暇と通常のお休みを合わせて12日以上連続でお休みをとる権利があります。 福利厚生 【金沢の生活環境】 LINNASが位置する金沢市尾張町は、街中に位置しており生活の便利さに関しては都心部と変わりません。 観光エリアですが、徒歩圏内に住宅エリアが共存し、近くにはスーパーや市場があり、街中に暮らすと徒歩や自転車、必要に応じてバスで生活が可能です。 また、美術館や公園が街中に点在しているため、過ごしやすいかと思います。 家賃相場は都心と比べると低めです。 【子育て】 代表の松下自身、小さな子供の世話をしながら働いております。お子様がいらっしゃる方には保育園/小学校の情報や行政のサービスなどの共有はもちろん、幅広くサポートします。 【多様性】 海外経験があるスタッフも多く、オープンマインドなスタッフが多いです。 外国籍の方もやる気と情熱がある方はもちろんウェルカムです。 【その他】 館内に喫煙室設置(喫煙室以外は全館禁煙) その他PRポイント 社員寮・住宅手当の有無 社保完備。金沢エリア以外からの移住に関してもサポートいたします。 応募要項 待遇・労働環境 ・マネージャーポジション:社会人経験3年以上、マネージャー業務経験1年以上。業種は問いません (※フロントクルー:社会人経験1年以上。業種は問いません) ・日常会話レベル以上の英語力 応募資格 求める人材 ・LINNASが大切にしている『Be HUB!』精神を持っている方 ・様々な種類の「場・コミュニティ」の中でも特に「ホテル」という場の運営に興味を持っている方 ・数字で物事を組み立てられる方 ・何事もポジティブに取り組める方 〜2023/10/14 募集期間 採用予定人数 1-2名 応募いただいた後、オンラインまたは現地で面接いたします。 選考プロセス 社風 1. One Day, One Creation ルーティーンワークが多くなりがちな場·コミュニティも運営においても、日々何かしらの価値を世の中に提供することを強く意識します。また「普通ホテルは…」そんな風にあたりまえとなっていることを常に疑い、改善し続けます。 2.家族的情味 私たちはチームとして家族的情味を大切にしています。それは決して馴れ合いの仲の良さを意味するのではありません。大切な仲間だからこそ、良い事も時には厳しいことも直接伝え合う関係性が重要だと考えています。 3.粘り強さ 目指すべき世界、ゲストに提供したい空間や時間、それらを達成するための努力は惜しみません。トライアンドエラーを繰り返しながら、より良い価値提供のため、粘り強く挑み続けます。 4. 目的のある効率化 ゲストとのコミュニケーションを増やすため、新しいことに挑戦するため、そして私たち自身の人生を豊かにする時間を作るため。デジタルツールを積極的に取り入れ、目的を持って効率的な仕組み/体制作りを意識しています。 7名 従業員数 ホテル名 LINNAS Kanazawa 3名 社員数 会社・施設概要 会社名 株式会社 Linnas Design (リンナスデザイン) ホテル公式ウェブサイト https://www.linnashotels.com/kanazawa/ linnas.kanazawa ホテル公式SNSアカウント とけあう、ひろがる、ゆたかになる LINNAS Kanazawa March 21, 2023 UP
- 密やかで美しい癒しの物語
記事一覧にもどる 箱根の森に囲まれ、至福の時を過ごすお宿 「強羅花扇 円かの杜」 。 フロントのスタッフが、柔らかい笑顔で出迎えてくれた。入り口で靴を脱ぐ。足音がやわらかく響く畳の床で、ゆったりと過ごす時間。非日常でありながら自宅に帰ってきたような居心地の良さを感じさせる。 客室は全部で20室。どの部屋にも飛騨の匠の手で作られた木製家具が置かれ、露天風呂が設えられている。客室だけでなく館内の至る所で、神代木や埋没木といった、太古の時間の流れを感じさせる木々がふんだんに使われているのも、このお宿の魅力のひとつだ。 畳と天然木を基調とした館内が 温もりと落ち着きを感じさせてくれる、癒しの空間。 今回はそんな「強羅花扇 円かの杜」で、 仲居 として働く人を募集している。 こちらのお宿の仲居は若い方を中心に、館に愛を持って働いている。その裏側には 「仲居ファースト」な旅館の環境づくり があった。取締役女将の松坂さんと、入社2年目の若手仲居 山本さんにインタビューさせていただいた。 働いている人が、幸せであってほしい 「強羅花扇 円かの杜」を運営する 「 花扇グループ」は、1992年に岐阜県高山市で元々民宿として営業していたお宿を旅館 「飛騨亭花扇」 として開業したところから始まった。取締役女将を務める松坂美智子さんのお父様が 「 花扇グループ」の会長を勤めている。 松坂さんは元々、名古屋の会社に勤めていた。しかし社会人3年目、家業を引き継ぐために高山へ帰郷。当時23歳だった。 「飛騨亭花扇」で17年間働いたのち、神奈川県 箱根にやってきた。 2009年「強羅花扇 円かの杜」開業からは女将としてサービスを担い、ここでのおもてなしの在り方を一から創り上げてきた。 「 お客様の空間は、サービススタッフの動きが最後の仕上げ」 と語る松坂さん。高山での仲居経験を糧に、おもてなしの技術と想いをより具体的に スタッフへ浸透させてきた。 「宿泊料金は決して安くはないと思うのですが、お休みに来ていただくのだから、お客様がリラックスできるようにつかず離れず、でも痒い所に手が届くようなサービスをしていこうね、とスタッフと話しています。」 「サービスは考える仕事」 だと言う松坂さんの宿に、マニュアルはない。マニュアルに頼るのではなく、目の前のお客様のため何ができるかを常に考え、 「旅館という空間の中でくつろいでいただけるようにお手伝いする仕事」 をしてほしいからだ。しかしこの考えが統一されるまでの道のりは、決して簡単なものではなかった。 「 幼少期より母が民宿を切り盛りしている姿をみて育ち、家業を手伝うことが当たり前の環境で育ちました。ですが旅館を開業してからは、サービスを勉強したとはいえ、お客様に喜んでいただけるサービスの提供には、まだまだ程遠かった。サービスのレベルもさまざまでした。」 「少し具体的にお話しすると、夕食前に、温めておいたおしぼりを着席前につけるか、お客様が座られてからお渡しするか。お客様の到着を外でお迎えする為に、玄関で立って待っているかどうかなど。ホテルや旅館では当たり前のことですが、当たり前のサービスを定着させていくのは、なんと難しいことかと思いました。」 最初の頃は、お客様からのクレームも多くいただいたと言う。 「せっかく予定をあけてお金を払って家族みんなで楽しみに来てくださっているのに、本当に申し訳なかった。 さらにお客様に喜んでいただけるお宿にするには、 スタッフの充実 が肝心だと思いました。 スタッフも心豊かでなければ、 働いている人が幸せでなくては、 いいサービスは提供できない。お客様はもちろんですが、働くスタッフも幸せになれる会社を創りたいと思いました。」 確かに、心身ともに余裕のない状態で仕事をしていたら、お客様にこうしよう、ああしてあげようというアイデアが浮かぶ余白さえもなくなってしまうだろう。一般的に従業員満足度(ES= Employee Satisfaction )は顧客満足度に深く関係しているというが、ヒト対ヒトのサービス業だからこそ、それは現場で如実に現れる。 そんな経験を経て、強羅花扇 円かの杜にて構築されてきたのが、仲居を初めとするスタッフ達が働きやすくなるような、運営における数々の工夫だった。例えば、以下のような取り組みだ。 ・仲居の人員数に合わせて予約に制限を設けるその日の人員で対応できる件数以上は、宿泊予約を取らないようにすることで、 仲居の負担を減らす。 ・チェックイン時間の変更チェックイン開始時間は当初14時だったが、中抜け勤務の休憩を長く取るため15時に変更した。 ・職場の雰囲気の改善 かつては、板場の料理人などの中に気性の荒い方もいた。お客様の要望に対応してほしいことを伝えただけで怒鳴るような方もいたが、そういった余分なストレスがかかる状況を地道に改善し、 働きやすい雰囲気作り に努めた。 「 先頭に立ってサービスしてくれる仲居やスタッフの笑顔なしに、旅館は成り立たない んです」と穏やかに話す松坂さん。 働く人を大切にすることが、お客様の満足度につながると考え、女将達は改善した。これほど「働きやすさ」を仲居目線で考え、運営に取り入れている旅館は珍しいのではないだろうか。 仲居のライフスタイル 実際に働いている仲居は、現場やプライベートでどんな日々を過ごしているのだろう。新卒で強羅花扇 円かの杜に配属となり、2023年で2年目となる山本さんにお話を伺った。 千葉県出身の山本さんは、専門学校でホテル科を卒業した。就活の際は 「お客様に接客する時間の長さ」 を軸に考えていたため、ホテルではなく旅館を選んだ。 「中抜け勤務」と呼ばれる仲居の働き方は、ちょっと特殊だ。 中抜け勤務 とは、数時間の休憩を挟んで長く働く勤務体制のこと。山本さんに 一日の流れを教えてもらった。 仲居の一日は朝6時から始まる。6時45分に社員寮から迎えの車に乗って出勤したら、8時から朝食を提供し、11時頃に一度退勤する。お部屋で3時間ほど休憩したのちに、チェックインの対応と夕食のサービスのため出勤。夜の業務が終わるのは21時頃だ。 「中抜けの休憩中は、お昼ご飯を食べてお昼寝しています。休憩の後にまた新しいお客様をお迎えするので、休憩の間で気持ちを切り替えることができますね。お昼に自分の時間を取れるのもありがたいです。」 中抜け勤務だと、休日はチェックアウト後から始まり次の日のチェックインまでになる。特殊な働き方だからこそ、シフトを作るマネージャーは 休日の作り方 も気にかけてくれているという。 「休日はできる限り連休になるように、シフトを考慮してくださっています。新入社員の頃はリズムを作るのも大変だろうということで、月に1回3連休を作ってくれたこともありました。入社前は、半年に一回くらい実家に帰れたらいいかなぁと思っていたのですが、3連休中に帰ることもできて家族にもびっくりされました(笑)。入社当初から、マネージャーの竹島さんが 休みの間隔や連勤日数についての希望 を聞いてくれてありがたかったです。」 一人ひとりの希望になるべく合わせようと寄り添う姿勢に、 働く人を何よりも大事にしたいという思い が感じられる。 不便さよりも、人のよさ 続いて、職場の人間関係について聞いてみた。「この職場を出身校の後輩たちにもオススメしたいと思いますか?」という質問に「はい!」と即答した山本さん。その理由は「とにかく人がいい」からだと言う。 「先輩社員はみんな優しくて、話しやすい雰囲気を作ってくれます。仕事も丁寧に教えてくださるので 信頼 しています。同期も仲がよく、同期の8人全員で旅行に行ったりもするくらいです! 社員同士がいつも笑顔で接している のが印象的です。」 「人がいいから、居やすい」というのが働く上での何よりの魅力だと語ってくれた。生活においては、コンビニが近くにない、車がないと移動がしづらいなどの不便さはあるが「だからこそお金も貯まります(笑)」と、山本さんははにかんで言う。 都会とは違う良さ を楽しめて、和気藹々と働きたい人にぴったりな職場だ。 働くということは、そこが自分の居場所になるということ 他の男性スタッフにも話を聞いたが、その方も強羅花扇 円かの杜に 入社した決め手は「人」 だと、迷いなく言っていた。また、過去インターンとして働いていたインドネシアの方が、社員として就職するケースも何度もあった。彼らが就職を決めた理由も、「どんな時もみんな優しくて、いい人だったから」。 働くスタッフが皆んな共感する、 強羅花扇 円かの杜の「人の良さ」 。 その背景にはやはり、女将の強い思いがある。先に述べたような、さまざまな角度からの労働環境の改善は 「働く人が幸せでなければ、心豊かでなければ、いいサービスはできない」 という確信があるからだ。 「働くということは、 そこが自分の居場所になる ということ。1日のうち寝てる時間をのぞくと、半分くらいは仕事に費やす時間になる。それはなるべく楽しくなくては。だから、職場では心豊かでいられるようにしたいんです。 人間関係に悩むのではなく、自分の成長のための時間であってほしい。もちろん仕事なので厳しさもありますが、それが仕事の楽しさや、やりがい、人生の豊かさに繋がっていくと思います。 」 「そのためには、働く方は 周りとの調和やコミュニケーションを大切にできる人 が力を発揮できると思います。例えば、仲居さんは他のスタッフから仕事上サポートしてもらう場面も多いので、チームワークが必要です。 それぞれの部署の役割、仕事の内容を把握し、認め合う。互いがフォローできる。自分も誰かの為に何かする。それが嬉しい楽しいと感じる、そんな方に、ぜひ来てほしいです。 節度を持った仕事への楽しさ を日々感じながら、自分を成長させてくれる職場だと思います。」 ホテル・旅館が乱立する箱根強羅エリア。強羅花扇 円かの杜はこれからも、ゆっくりと寛ぐことのできるこだわりの空間に、さらに磨きをかけていく。 自分にとっての 「居場所」 と言えるような職場で、あなたも「安らぎの空間の演出」に挑戦してみませんか。 文・ホテルみるぞー 写真・近藤 寛和 申し込みフォームをみる 申し込みフォームをみる 給与(想定年収、賞与有無) 職務内容 仕事内容 雇用形態 勤務時間 募集職 勤務地 強羅花扇 円かの杜 神奈川県足柄下郡箱根町強羅1320-862 基本給 ・短大・専門学校卒 188,700円 + 時間外手当(タイムカードにて計算) ・大卒 191,700円 + 時間外手当(タイムカードにて計算) 諸手当…皆勤手当て 23日出勤月に支給 賞与…業績により支給 シフト制 一日の勤務時間例 午前7:15~午前11:00 (中抜け休憩) 午後2:30~午後9:00 変形労働時間制 原則8時間 ・集客状況やおもてなし残業あり ・時間外労働あり 月平均20-45時間 試用期間(研修期間)約1カ月~3カ月 トレーナーが付き、その方に合わせ段階ごとに教えていきます。 【仲居】 お出迎え・ご案内・お見送り、料理の配膳・下膳など接客がメイン業務です。「一期一会」という出会いを大切に、最高のおもてなしをします。 日本の文化である「おもてなし」が息づく世界で注目されます。 正社員 仲居 月8日 年間96日+誕生日休暇+年1回長期休暇3日=100日 有給休暇、育児休暇取得率向上取組中 休日休暇 ・社会保険完備(健康保険・厚生年金・介護保険・労災保険・雇用保険) ・勤続1年以上の方リフレッシュ休暇あり(要事前相談5日間~) ・JTB旅ホ連保険・国内海外研修旅行(2~3年に1度) ・退職金制度あり(7年以上) 福利厚生 ■始めてでも親切丁寧に仕事を教えていきます。 ■生活面でも安心して頂けるよう先輩がいろいろ教えてくれます。 ■緑が多い自然に囲まれ、静かな環境で暮らす その他PRポイント 社員寮・住宅手当の有無 社員寮 あり 寮費10,000円から15,000円 朝夕の食事あり 費用1日あたり150円 応募要項 待遇・労働環境 短大 専門以上 応募資格 求める人材 明るく素直。人の喜ぶことが、楽しくやりがいを感じれる方。スタッフとコミュニケーションをとれる方。 〜2023/11/30 募集期間 採用予定人数 6名 書類選考⇒面接1回⇒採用 選考プロセス 社風 【企業理念】 他のどんな場所でも味わえない喜びをお客様にお持ち帰りいただくために、常に皆で共に感じ、考え、知恵と工夫と真心で日本旅館という奥深い文化を繋いでゆく 58名 従業員数 ホテル名 強羅花扇円かの杜 39名 社員数 会社・施設概要 会社名 株式会社 強羅花扇 ホテル公式ウェブサイト https://gorahanaougi.com/ Instagram:@gora_hanaougi ホテル公式SNSアカウント 密やかで美しい癒しの物語 強羅花扇 円かの杜 May 18,2023 UP
- 【STAYを創るゲストの話 vol.3】 コジャ| ホテルで働くアーキテクト
記事一覧にもどる ホテル専門共創採用メディア Studio STAY は 「Behind the stay」をタグラインとしています。 ホテルが作っている宿泊体験の裏側を取材し、求人情報とあわせて掲載します。 しかし、宿泊体験を作るのはホテルだけではありません。 宿泊体験は、ゲストとの共創。ゲストが居て初めて体験が完成します。 「STAYを創るゲストの話」では、 「泊まる」の新しい楽しみ方 を実践している 3名の方にコラムを寄稿していただきました。 それぞれが見出した宿泊体験の価値。 あなたもぜひ、次の旅やライフスタイルに取り入れてみませんか? ーーvol.3を書いていただいたのは、 「コジャ| ホテルで働くアーキテクト」 さん。 一級建築士でありホテル運営会社に勤めているコジャさん。その傍ら、ご自身のホテルリサーチをアウトプットする場として、自宅のリノベーションプロジェクト「ジマルーム」を手がける。泊まったホテルの緻密かつ丁寧なスケッチは可愛らしくもあり、ホテル愛をひしひし感じ、毎回「いいね!」せざるを得ない。 そんなコジャさん流のホテルステイの楽しみ方をはじめ、ホテルをヒントに快適な住まいを作るにはどうしたらいいか、教えていただいた。 ▲ジマルーム。 これが自邸だなんて…!! 1、 ホテルは最高のショールーム ホテルに宿泊した時はほぼ必ず部屋を細かく調査、採寸、データとして残すようにしています。良いなと思ったことはもちろん、ダメだなと思ったことや、こうしたらよかったのに、という気づきも含めてメモを残します。建築、インテリアだけではなく、細かい備品やアメニティ、食事、スタッフのサービスだって気になればスケッチして残します。 記録に残すことやスケッチをすることが好きだということもありますが、滞在した体験をただの思い出で終わらせず、 何か少しでも再現性あるものにしたい 、という考えからホテルに泊まる際には少し時間を確保して作業するように心がけています。自宅に帰ってからはゆっくりと記録を整理、データ化していますが、沢山のホテルを体験・リサーチしていると色々と見えてくることもあります。日本に存在するホテルの数は現在約5.5万施設、客室の数は170万室を超えています。その ホテル、客室の分だけ多くの先人の知恵が積み重なり洗練されてきた空間 だと考えると、とても効率の良いリサーチ方法だと考えています。 また、最近は働き方や住まい方が変容しつつある今、 住まいとホテルの境界はゆらいでいる ような気がします。ホテルが非日常の場所という位置づけではなく、もっと日常の延長のような親しみやすい存在に、逆に住まいはもう少し非日常感ある特別感ある場所になっても良いなと感じることがあります。昨今様々な価格がどんどん高騰していく中で、限られた予算の中で工夫を凝らしてつくる、という観点ではホテルも住まいも同じです。コンパクトな空間でも居心地良い場所をいかにしてつくるか?というテーマとして考えても、ホテルの客室はそのアイデアがたくさん詰まっています。"部屋づくり"として最高のショールーム体験をできるのがホテル客室なのです。 2、 今日からできる”質の高い小さなくらし” 限られたスペースの住まいにおいて、 不必要に広さを求めるのではなく質の高い暮らし が実現できるアイデアを ホテル客室から学んだ事例 からいくつかご紹介します。 A.カーペットライフ ホテルでは当たり前のカーペット。住まいではメンテナンスの観点で敬遠されることも多いと思います。もちろん、しっかりメンテを考慮されたカーペットであることは必須ですが、いくつか良い効果があります。まず、家具がなくてもどこでも床で寛ぐことができるため平面を有効活用することが可能です。また、床中心で暮らすことが増えると目線が下がり、天井高さは変わらないのに相対的に高く感じることもでき ます。(ちなみに、我が家で採用した「堀田カーペット」はオススメ商品です) B.アウトベーシンスタイル 洗面スペースは必ずしも水廻りの個室に閉じ込める必要はありません。お風呂、脱衣所、洗面を全て個室として壁をたててしまうのではなく、洗面をリビング・寝室側に移動してしてしまう"アウトベーシンスタイル"が最近ホテルで良く見られるようになりました。理由はシンプルに空間の圧迫感を軽減することができるからです。コロナを経験したことにより、衛生面を気にするようになったことから住まいでも玄関付近にこのスタイルを採用し、すぐ手洗いができることを希望される方も増えてきたようです。 C.家具は低く設計する 一般的に決まっている家具の高さ寸法を疑うことも大切です。むやみに高い家具をレイアウトしてしまうと圧迫感が出てしまいます。使い勝手や収納についてはしっかりと検討しつつも、低めの家具を選ぶことができると、広々とした空間が演出できます。コンパクトなホテル客室でもこの考え方がうまく反映されている所は快適に感じることが多いです。 D.あえて小さな部屋を選ぶ 一般的に必要だと言われている住まいの平米数だったり、nLDKという指標を疑うべきだと感じています。不動産業界は広さである程度単価が決まることも多いので、単純に広ければ広いほど価格は上がっていきます。私が住まいを購入するときに探しているエリアの物件が80〜85万/平米程度でした。単純計算ですが、5平米(約3畳)程度小さい物件を選ぶと400万安くなるいうことになります。本当にその5平米は必要でしょうか。ただ狭いだけだと不便だと思いますが、先述の通りのアイデアを実践したり、都心近くに住んだりする立地の費用に充てがうなど質の高い暮らしを選ぶことも考えてみてほしいな、と思います。 ▲カーペット ▲アウトベーシンスタイル 3、 見た目以上の”ホテルライク”を求めて ここ最近 ”ホテルライク” という言葉を良く目にするようになった気がしたのでGoogleで調べてみると、なんと5年前に比べて4倍程多く検索されていることが分かりました。住まいを選ぶとき、設計するときのイメージとして検索されることが多いのだと推測できます。実際検索してヒットした記事に書かれている内容を見てみると「統一感のある色味」「アクセント壁をつくる」「照明にこだわる」「オシャレなアートを」等々、どうしても 見た目に関わるもので且つ少し抽象的な表現 が多くなりがちでした。 もちろん、インテリア計画において見た目はとても重要ですが、 質の高い空間づくりを目指すときはもっと複雑で繊細な検討が必要 になります。見た目だけのホテルライク(ホテルっぽい)ではない、 もう一歩踏み込んだレベルでのホテルらしさ 、ホテルノウハウの知見が広まっていくと良いなと考えています。ホテル滞在で詳細までメモを取る意図はまさにここに有ります。ただのイメージだけであれば写真を撮れば良いのですが、そこからもう一歩踏み込んで 寸法や構成、その時感じた感情なども含めて記録 することで、見た目だけはない 本質的な質の高い空間づくり をリサーチすることができると考えています。 ▲訪れたホテル平面図のデータ一覧。 4、 「ジマルーム」及び「コジャ」の活動の紹介 自分は(コジャ)は元々、建築設計事務所に勤めていましたが、現在はホテルの運営側へと立場を変えて仕事をしています。設計者ではない立場になることで新しい視点に気がつけるようになりたいことがキッカケでした。プライベートでも時間ができたら様々なホテルを訪れることを継続しています。 ここ数年そんな生活をしていて、 良い体験というものは何か決定的な要素1つで成り立つものではなく、小さなサービスの積み重ねでできているのだ と思うようになりました。そしてそれは、意識しないと思い出すことはできないような細かい要素も含まれています。「顔も覚えていないけどなんだか丁寧なスタッフだったような気がする」「細かい味を思い出せないけど満足したことは確かである」のように、曖昧にしか覚えていないとしても、そう思わせるための小さなサービスはいくつか存在し関連し合っていたはずです。日々のホテルリサーチについて細かすぎることをメモに残す意味にも納得できるようになり、より一層磨きがかかっています。 そんな様々なホテルリサーチをアウトプットする場として、自宅のリノベーションプロジェクト「ジマルーム」を昨年つくってみました。上記で記載したような”質の高い小さな暮らし”を目指すべく、ホテルに実際に複数のホテルに泊まりながら図面を描くなど、検討を重ねたプロジェクトです、ぜひご覧くださいませ。今後も"ジマルーム"に住みながら、そしてまだ見たことないホテル体験をリサーチしながら、ホテルと住まいの間を考えていきたいと思います。 <参考リンク> コジャ: https://lit.link/koja# ジマルーム: https://rntja.com/JIMAROOM ▲ジマルームHPより ▲ジマルームHPより 【STAYを創るゲストの話 vol.3】 コジャ| ホテルで働くアーキテクト 2022.03.22
- 「常に変化するアート&カルチャーの今」を発信する
記事一覧にもどる 沖縄といえば、美しいビーチをイメージするだろうか。それとも沖縄料理?賑やかな歓楽街?でも、この沖縄市前島というエリアは、町はずれの港町。ビーチもなく、立地もあまりいいとは言えない場所……。 だけどこのホテルには「アート&カルチャー」を軸にたくさんの人々が集い賑わっていた。旅行者、沖縄のローカル、そして働くスタッフの 待合室 となっている 「ホテル アンテルーム 那覇」 。 今回は宿泊部のスタッフを募集している。アートに興味がある方はもちろん、夢や目標がある方にとって、このホテルは最高の職場になるだろう。インタビューを通じてそう確信した。仲間の挑戦を後押ししながら、自身も挑戦し続ける社員のみなさんが、生き生きと「自分の仕事」を語っていたからだ。 「提供したい体験」は、引き継いでいける ホテル アンテルーム 那覇立ち上げの時、企画・設計・運営のチームが集まって企画会議が行われた。 「まだ基礎設計も上がっていないタイミングでした。そこで僕が言ったのは、『まず、どんな宿泊体験を提供するかの話をしませんか?』ってこと。 立派な箱だけ作っても、3年後とかに企画者の心意気とかが全く現場の運営者に落ちていないなら、その議論は無駄になってしまう。でも 『こんな宿泊体験を売りたい』っていう話なら、引き継いでいける。 だから、唯一無二の宿泊体験を企画したかったんです。」 そう語るのは、「ホテル アンテルーム 那覇」の運営会社である沖縄UDS株式会社の立ち上げから携わっている、山森さん。同施設の支配人を経て、23年4月から全拠点統括となる。UDS株式会社は、全国各地に様々なブランドのホテルを展開し、まちづくりを行う会社だ。 実は、「アンテルーム」を冠したホテルは京都の九条にある「アンテルーム京都」が1施設目だ。「アンテルーム京都」を起点に街が発展していくのを貴重な成功事例と捉えていた山森さんの発案で、那覇のホテルは「アンテルーム」ブランドで運営することが決まった。 同ブランドのホテルを作るのは、UDS株式会社としては初めての試みだった。 「アンテルームのコンセプトは 『アート&カルチャー』 です。アートは現代美術ですが、はっきり言ってこれだけで、このエリアにお客様を呼べるとは思ってなかった。なのでアートを基軸にしながらも、カルチャーの部分を全面に打ち出して、沖縄に来る旅行者と、現地の人と、ホテルスタッフを介したハブになるコミュニティを提供することを目指しています。」 ホテルに、地域に、賑わいが生まれる アート&カルチャーを軸に宿泊体験を考えてきた3年間、行ってきたイベントやギャラリーの企画は、沖縄に還元できるものが多かったという。 例えば館内で行う、インキュベーションのギャラリー展示。いわゆる沖縄のアーティストの応援枠だ。沖縄県立芸術大学の学生さんや、アルバイトの側ら制作活動を続けている方に直接声をかけ、ホテル側がサポートして館内での展示を行う。沖縄には発表の場が少ないため、アーティスト達にとってホテルでギャラリーを開催できることは、大きなモチベーションになるだろう。ホテルに来た旅行者も、現地アーティストの作品を鑑賞することができ、ホテルに賑わいが生まれる。これこそが まちづくり 、と言える。 山森さんは、「本物のアートと沖縄のカルチャーを感じられる企画、そして運営する人の力で、この場所にさらに活気を生んでいきたい」と言う。 ぶれないコンセプト が、感度の高いゲストにとって、 沖縄に来てホテル アンテルーム 那覇に泊まる理由 となるのだ。「毎回行くたびに刺激をもらえたり、知り合いが増える」「泊まると、何かしら発見や出会いがある」。そんなことが起こるホテルでありたいと、展望を語った。 自分の「好き」を掛け合わせて 山森さんに、ホテル アンテルーム 那覇で求めるのはどんな人材か聞いてみた。 「僕がここで働く方達に求めている唯一のことは、 『ホテルマン×〇〇』 です。ホテルの他にもう一つの軸を持っていてほしい。 正直、ホテルで働くことって誰でもできると思います。例えばコンビニで働くことや運送業で働くことと何も変わらないし、どれも素晴らしい。ホテルで働くことは特別な仕事ではなくて、むしろルーティーンワークも結構多いです。お客様と触れ合うのが好きな方は多いですが、それだけじゃ、人ってなかなかモチベーション保てないですよ。」 「だから、ホテルで接客しながら ホテル アンテルーム 那覇っていう土壌を生かして 、自分が好きなことをしてほしい。ホテルマン×〇〇(自分の好きなことや夢)を会社は応援するし、可能であれば仕事としてやってほしいって思っています。」 この働き方は、与えられた仕事を100%でこなしながら、やりたいことの実現のために150%で努力しなくちゃいけない。けれども、そうすることで必ず内面が豊かになるし、自分の好きなことが仕事を通じて沖縄や会社に還元されることこそが やりがい になるんだと、山森さんは力強く語った。ホテル アンテルーム 那覇で働くスタッフが、ユニークに輝いているように見えたのは、この風土があるからなのだ。 そんな風に働いているスタッフを、山森さんは誇らしそうに紹介してくれた。例えば、県立芸術大学を卒業し、ホテル アンテルーム 那覇に就職した崎村さん。染め物の作家活動をしながら働いていた。自分の作品を見てほしいという思いで、「スタッフの休憩室に自分の作品を置いてもいいか」と掛け合ってきたこともある。そんな崎村さんは働きながら「沖展」という沖縄のデザインコンペティションに出場し、見事入賞を果たした。 そしてチーフ兼アートキュレーターの﨑原さんとアシスタントマネージャーの栢野さんも紹介してくれた。このお二人には、直接お話を伺った。 沖縄生まれのアートキュレーター 﨑原さんは、沖縄生まれ沖縄育ち。ホテル アンテルーム 那覇オープン当初から、アルバイトとして働いていた。入社10ヶ月後に、周りの社員さんからの薦めやサポートもあって社員となり、現在はホテルスタッフとアートキュレーターを兼任している。社員になって、どんな変化があったのだろうか? 「仕事の幅がさらに広がったのはよかったなと思っています。外部の方とのやりとりも任せてもらえるようになり、責任感を持ってアートキュレーションの部分も推し進めていけるようになりました。」 﨑原さんは元々、作家活動やアートの勉強をしていたわけではなかった。ホテル アンテルーム 那覇での展覧会の運営や企画展の仕事は「 常に新しい発見や学びがあって、目まぐるしい毎日です! 」と笑顔で語る。ホテルの仕事に関しても未経験だったが、同じく学びが多くあり、やりがいを感じているそうだ。アートに仕事として携わるようになってからは、 プライベートでもアート鑑賞 するようになった。 「オンラインスクールでアートの勉強をしたいな〜なんて思うんですけど、その時間を業務内で捻出するのはなかなか難しいので。勉強を兼ねて、プライベートで展覧会やアート作品を見に行ったりしています。 アートキュレーションを担当するようになってからは、美術に関する考えが変わりました。今までは見た目の美しさだけを捉えていましたけど、 作家さんの考え方や、表現したいものの背景や過程も考える ようになりました。あと、他の展覧会をみて『この企画した人たちどんなに大変だったんだろう……。』って感じたりすることもあります(笑)。」 やってみて分かる、企画の裏側の大変さ。﨑原さんの場合、ホテルで行う展覧会だからこそ、ホテルのメンバーに対してアートの価値を説明し、展覧会などの承認を得ることの難しさもある。アート搬入の日や展覧会初日の緊張感も、未だに大きくのしかかる。しかし、﨑原さんは新たな挑戦に前向きだ。 「ホテル アンテルーム 那覇は2023年で開業3周年を迎えますが、スタッフ一人ひとりのアートに対する理解・関心をもっと深めていきたいです。私自身も入社時は、アートの知識は全くなかったですが、今は アートに関する知識面のスキルアップに全員で取り組んでいきたい と思っています。実は他にもやりたいことが何十個もあって、困ってます(笑)。」 どんどんアイデアが浮かんでくると語る﨑原さんは、終始ハツラツとして輝いていた。 見たことのない社風 ホテル アンテルーム 那覇で働くスタッフは、非常にフレンドリーでありながら、付かず離れずの接客が心地いい。実はラグジュアリーホテルや大手のリゾートホテルでの勤務を経験してきた方も少なくないそうだ。 それまでのホテルでは経験できなかった、アンテルームらしい接客や働き方 に魅力を感じている。 最後に紹介する栢野さんも、とあるシティホテルから転職しホテル アンテルーム 那覇にやってきた。 「前の職場は部署の縦割りががっちり固定されていました。客室数も多かったので、フロントはフロントの仕事だけをしていて、出勤から退勤までひたすらチェックインを繰り返す日々に、モヤモヤを感じていましたね。」 そんな時ホテル アンテルーム 那覇と出会い 「ホテルマン以外の強みを持つことを推奨する」 という社風に、ビビッときたそうだ。 入社後は前職の経験をフルに活かし、おもてなしの部分をアップデート。「おもてなしは楽しみながらやるのが一番!」という栢野さん。例えばこんな風に、チームメンバーにホスピタリティを伝えてきた。 「ゲストが喜んでくれる方法を、 楽しみながら一緒に考えていく のが大切です。僕から『このゲストにはこれをしなさい』というのではなくて、『このゲストは女性で、年齢はこのくらいなんだけど、どんなサプライズ準備しようか?』など、メンバーと一緒に想像します。メンバーはその大切さをしっかりと汲み取ってくれて、自主的におもてなしをしてくれるようになりました。」 今、栢野さんは「エコ隊長」と呼ばれ、ホテル内のエコアクションを着実に実行している。かつては他ホテルでマリンアクティビティスタッフを経験していたこともあり、栢野さんは大の海好きだ。プラスチックゴミの削減やウォーターサーバーの導入など、海を守ることにつながる行動に、仕事を通じて取り組んでいる。 あなたの叶えたい夢が、ホテルの活気を作る ホテル アンテルーム 那覇には「自分のことよりも、 まず相手のことを考えるスタッフ が多い」と語る栢野さん。ホテル アンテルーム 那覇は2023年から、ホテルスタッフの 部署の縦割り制度が無くなった 。フロントスタッフとレストランスタッフが、お互いの状況を判断して柔軟に対応する。 フロントが混雑して、並んでいるお客様のケアまで手が回らない時には、さっとレストランのスタッフが声をかける。逆にレストランが混み合っていたらバッシング(食器を下げること)やお会計のサポートに入る。清掃に関してもヘルプに入ることもある。やらされているというより、 自主的に動いている人 が多いのだそうだ。 それはきっと、一緒に働くメンバーへのリスペクトがあるからなのだろう。 最後に栢野さんは過去の経験を振り返り、本記事を読む人へ向けてこう話す。 「前職では、僕は『やらされている感満載』で、機械のように動いていました。でもここでは、ホテルの業務をしながら、やりたいことや自分の成長のために 目標設定 をして取り組んでいける。夢や目標がない人でも、 ホテル アンテルーム 那覇に来ればきっと何か感じるものがあったり、それを見つけられるかもしれません。 いろんなホテルを見たり働いたりしてきましたが、こういったところは他のホテルにはない、沖縄UDSならでは、ホテル アンテルーム 那覇ならではの良さだと思います。」 お互いの目指すものを尊重し、応援し合える職場。業務をしながら夢を叶える。言葉でいうほど簡単ではないはずだ。でも、辛い顔をしている人はひとりも居なかった。仕事を「自分ごと」として捉えている スタッフひとりひとりの魅力が、沖縄の待合室「ホテル アンテルーム 那覇」を唯一無二の場所にしている。 あなたならホテルマンという仕事に、何を掛け合わせて働きたいですか。 申し込みフォームをみる 申し込みフォームをみる 給与(想定年収、賞与有無) 職務内容 仕事内容 雇用形態 勤務時間 募集職 勤務地 アンテルーム那覇(〒900-0016 沖縄県那覇市前島3丁目27−11) ■正社員 月棒:211,000円~238,000円 ※固定残業代35,185円(26.3時間)~39,074円(25.9時間)を含む 年俸:2,532,000円~2,856,000円 ※成果年俸支給有。年俸額には成果年俸「評価3」相当額を含む ※試用期間の条件変更なし ■パートタイマー 時給1,000円~ ①正社員: 変形労働時間制 1日実働8時間(休憩1時間) ※時間外労働あり (月平均30時間) 雇用期間の定め無し ②パートタイマー: 8:00~23:00の間で1日実働8時間(休憩1時間) 勤務週3日~から応相談 ※8時-17時勤務可能な方積極採用中!! ※時短勤務相談可 他勤務時間や時短勤務などご相談ください。 雇用期間/6か月契約の更新制 〈シフト例〉 7:00~16:00・8:00~17:00・11:00~20:00・13:00~22:00(23:00) フロント業務全般 具体的には…チェックイン/アウト、電話での予約受付、デリバリーなど。 決まったマニュアルはほんの一部です。 どのようなおもてなしが、お客様にとってよりよいご滞在となるかをチームで考え 楽しみながら取り組んでいます。 20~30代のスタッフがほとんどで、これまでの職種も様々。 経験も活かしつつ、みんながお互いに助け合いながら真剣かつ楽しんで日々のお仕事に励んでいます。 ①正社員②パートタイマー 宿泊部 ■正社員 年間休日:117日 公休日:毎月9回(2月は8回) 夏季&冬季休日:年間10日間 有休、産前産後、介護、慶弔 ほか 休日休暇 ・赴任手当支給 ※当社基準内(UIターン者)正社員のみ ・赴任交通費として片道フライト代全額支給 ※当社基準内(UIターン者)正社員のみ ・勤続給制度有 入社満1年あたり月額5千円 ※正社員のみ ・ワンコインスタッフランチあり ・敷地内無料駐車場あり ・従業員宿泊割引制度(本人・家族・友人) ・交通費支給(上限50,000円/月) ・育児短時間勤務制度有り(パパ育休) ・企業型確定拠出年金(401k)制度 ・週1回オンライン無料英会話レッスン ・社会保険制度有 福利厚生 個性を生かして働こう! 働きやすい環境づくり推進中! 県外からの移住支援として赴任交通費片道フライト代支給、赴任手当支給など福利厚生が充実! その他PRポイント 社員寮・住宅手当の有無 無し 応募要項 待遇・労働環境 日本国籍または日本で勤務できるビザを持った外国籍の方 アンテルーム那覇に通勤できる方 ①正社員:フロント経験者 ②パートタイマー:週3日以上の勤務が可能な方。土日祝勤務可能な方(月ごとの希望休は相談できます) 応募資格 求める人材 ホテルマン+何かを表現したい方 〜2023/6/21 募集期間 採用予定人数 2 ①正社員:書類選考⇒1次選考⇒2次選考⇒採用 ②パートタイマー:面接1回 選考プロセス 社風 「世界がワクワクするまちづくり」 沖縄UDSで働くときの大切なキーワードは「自由」と「責任」。そして「楽しむ力」。 やりたいと手を上げられる環境をつくりたい。手を挙げる方を応援したい。 楽しむため、楽しませるため、全力を尽くしたい。 そんな組織を実現するため、みんなが日々切磋琢磨しています。 149 従業員数 ホテル名 ホテル アンテルーム 那覇 66 社員数 会社・施設概要 会社名 沖縄UDS株式会社 ホテル公式ウェブサイト https://okinawa-uds.co.jp/hotels/anteroom-naha/ https://www.instagram.com/anteroom_naha/ ホテル公式SNSアカウント 「常に変化するアート&カルチャーの今」を発信する ホテル アンテルーム 那覇 April 9, 2023 UP
- 「この街と私のあいことば。」 カラリト五島列島 原野さん
記事一覧にもどる この街で働き、暮らすなかで いつも身近に感じている大切な「ばしょ」「もの」「ことば」をインタビュー。 それら「三つの合言葉」から、街の魅力を深堀りするコラムです。 気になった街には、ぜひいつか訪ねてみてください。 合言葉で、知られざる街の扉を開けよう—— 今回は、長崎県の福江島にあるホテル 「カラリト五島列島」 で働く原野さんにお話をお伺いしました。 原野さんは、カラリト五島列島で主に「asobi」を担当している。 asobiとは、言葉の通り五島列島を楽しむための「遊び」体験を用意してくれるセクションだ。 asobiでは釣りやハイキング、テントサウナ、焚き火などのアクティビティができて、しかもそのほとんどが参加費無料、予約も不要。それは 「偶発的に遊べること」 を大事にしているから。asobiスタッフの方はまるで 親戚のお兄ちゃんお姉ちゃん のような距離感で、「遊び」に誘ってくれる。楽しいだけでなく、五島の人の温かさを感じられる時間でもある。 私がカラリト五島列島に宿泊した時も、原野さんが準備してくれたテントサウナで心ゆくまでリフレッシュできた。サウナはしっかり高温で、フレッシュな木の香りがするロウリュまで用意してくれている。 原野さんが薪をくべながら「熱さ加減どうですかー!?」と声をかけてくれた。もう、ばっちりです。アチアチのサウナで汗をかいた後は、鮮やかな青い海を眺めながらチェアの上に寝そべるのだ…最高ですとしか言いようがない…。 原野さんは終始笑顔でサウナの管理をしながら、テンション最高潮の私と、一緒に遊びを楽しんでくれているように感じた。 そんな原野さんは、現在asobiの担当の他にも、フロント、レストランを含む全セクションのプロジェクトマネジメントも同時に行っている。 この街の「遊び」を知り尽くす原野さんに、合言葉を聞いてみた。 ばしょ 【半泊】 「五島は、程よく山と海があり、外でのライブアクティビティにはまず困らないです。自分で 娯楽を見つけられる人にとっては最高 !映画館やバッティングセンターも楽しかったんですが、キャンプとかマリンスポーツとか、やったことなかったことに挑戦している自分が今はすごく好きです。」 充実した福江島ライフ。中でも「半泊」というエリアが、原野さんが個人的に大好きな場所だそうだ。 「半泊海水浴場の浜は、 玉砂利 でできているんです。波の音は普通『ザーッ』と聞こえるのに、そこでは砂利石が『ころころころ…』と転がるんです。他の海にはない音ですね。 しかも立地も面白くて、何だか「千と千尋」の冒頭シーンみたいな、森の中の細い道を車で通っていくんですよ。その先に、抜群の景色が広がっている。本当に、 心が洗われる場所 です。」 半泊は、五島列島福江島の北東部にある。江戸末期、潜伏キリシタンの数家族がキリシタン弾圧から逃れるため大村藩からやってきたものの、全員が住むには狭すぎたため、半分は別の地に移住し、半分がこの地に留まったことから、「半泊」と呼ばれるようになったそうだ。 「そこには『さとうのしお』というカフェがあるんですよ。僕が 五島の母、五島の父 と思っている店主のご夫婦がいて、そのお二人とお話しするのがとても心地いいんです。コーヒーを飲みながら『あら今日も来たの〜』『来ました〜』みたいな、たわいも無い会話をしているうちに、地元に帰ってきたような温かさに包まれて、心がデトックスされます。」 もの 【島民カード】 この街の暮らしでなくてはならない、大切なものを聞いてみたら、予想外の答えが返ってきた。島民カードとはなんですか!? 「島民カードは、 移動費がおおよそ半額になるカード です。2万円かかる飛行機代も1万円になるんですよ!」 「島にいるだけだと視野が固まってしまうし、色んなところを見て良いところを吸収しないとダメだと思うんです。それに、今まで出会った人たちも大切にしたい。人と人の繋がりはずっと続くもので、それは絶やしてはいけないもの。」 福岡が地元の原野さんは、たびたびカードを活用して帰省している。 「外に出ると五島に帰りたくなるし、五島にいたら外に出たくなる。それがサイクルで続くから、僕はここに居られるっていうのはあるかな。」 原野さんが勤めるカラリト五島列島には 『都市と地域を行き来する』 という理念がある。働く人もその理念を叶える自由さ、身軽さを島民カードが後押ししてくれているのは間違いないだろう。 島民カードはたった300円で作れるらしい!これは五島に移住したら、使わない手はないですね。 ちなみに「なくてはならない、五島らしくていつも身近にあるもの」、他には「野菜と魚」とのこと。確かに五島は本当に食材が美味しい。なかでも原野さんの一押しはパプリカとイカだ。 「パプリカはダントツで美味しい!甘いし大きいし、ジューシー。だからと言ってなぜ美味しいのかは誰も分かってないんですよ(笑)五島の土が良いとしか言われてなくて。」 「魚はこっちにきて色々食べてきたんですが、移住前に島の人が出してくれたイカの天ぷらが本当に美味しくて。ほぼ、それで移住を決めました(笑)」 冗談っぽく笑う原野さん。移住した今でも島の方からイカのお裾分けがあると、跳んで喜んでしまうそうだ。普段から食卓に並ぶような食材が、絶品と言えるほど美味しいのは、なんて豊かなことだろう。 ことば 【お金でなく、気持ちが飛び交う。】 この場所の魅力は、何よりも「人の温かさ」だと語る原野さん。福江島の人は、感謝の気持ちや、元気にしてる?の意味を込めた行動を、お金ではないやりとりで表現することが多いそうだ。 「ありがとうの気持ちをお金ではなく、物々交換で表現しているなって。 お金が絡まない行為だからこそ、特別な日だけではなく、何かをあげる、あげる為に会うなどの光景が日常に満ち溢れていて、 その行為の本質に 『自分の嬉しい気持ちを分けたい』 みたいな感覚があるんですよ。それが 五島らしい、人の温かさ ですね。」 例えば、島の方達が「野菜が余っているから、食べない?」「カツオがいっぱい釣れたから、いらない?ウチに取りに来てよ。」と、頻繁に声をかけてくれること。自分で全部食べられるだろうし、市場で売ることもできるのに、分けてくれる。シェアすることで、美味しさや釣れた喜びなんかも一緒に楽しく共有したいという感覚だと、原野さんは言う。 しかも、島の人たちは手渡す時に 「ありがとう、頑張ってね!」 と声をかけてくれることもあるそうだ。優しくしてもらっているのはこちらなのに。お裾分けを介して、 あなたを気にかけているよというメッセージ が伝わってくる。そんなやりとりが島のあちこちで起こる。 「五島に来てこのコミュニティに出会えたことを、すごく良かったと思っています。恩返しできていないのが悲しいぐらいです。でも何かあったら絶対お返ししたいなって、心の隅でいつも思っています。本当にこの島が好きですね。」 年間200人を超える移住者を受け入れる、五島列島。その中でも福江島は特に利便性も高く、移住者も多い島だ。移住者も含め周りの人との繋がりが自然と生まれ、気付けばみんなが親戚のような関係になっている。日常的にお互いを気にかけ合う、温かな雰囲気がこの島にはあった。 文・ホテルみるぞー 「この街と私のあいことば。」 カラリト五島列島 原野さん 2022.03.22